開発用メールサーバを構築する際には、絶対にメールは外に出さないようにしておくと安心安全。
Postfixでのやり方のメモ。

こんな感じ

開発用サーバから送信するメールは、どんなメールアドレスであっても全て catchall というユーザーにメールを集約、外部へは絶対に送信しない、そんなメールサーバをPostfixでつくる。

Postfix設定方法

ある特定ユーザーにメールを集約するために、alias_mapsに正規表現版のエイリアス定義を追加

  1. /etc/aliases.regexp を以下の内容で作成する
    /(?!^root$|^catchall$)^.*$/ catchall
    

    内容は、root宛はrootへ、それ以外はcatchallユーザーへ、という設定となります。
  2. main.cfのalias_mapsに指定する
    上でつくったaliases.regexpを指定します。
    :
    alias_maps = hash:/etc/aliases, pcre:/etc/aliases.regexp
    :
    

メールを外部に送らず無理矢理ローカル配送させるためのtransport_mapsを追加

  1. /etc/postfix/transport_maps を以下の内容で作成する
    /^.*@.*$/ local
    

    内容は、全メールを無理矢理ローカル配送させる、という設定となります。
  2. main.cfのtransport_mapsに指定する
    上でつくったtransport_mapsを指定します。
    :
    transport_maps = pcre:/etc/postfix/transport_maps
    :
    

main.cfのリロードまたはPostfixの再起動

設定を反映させます。

これで

root宛以外のどんなメールでもcatchallユーザーのメールボックスへ集約されます。
あとはDovecotとSquirrelMailを入れるなどして、メールをブラウザから参照できるようにしたりすればよいと思います。

制約事項

メールサーバ内部で転送する関係で、メールヘッダのToやReturn-Pathは本番と同じにはなりません。
よって、メールヘッダのこれらの項目の検証はできません。